HHKB Professional Hybrid Type-S を Win/Mac 混在環境で快適に使うための設定メモ

Macintosh モードとWindows モード

HHKBは背面のDIPスイッチでキー設定を変更できます。ここで、Macintosh モード(Macモード)を選択すると、スペースバー左右の英数/かなキーが有効になるほか、ボリューム調節など Mac 標準のキーコンビネーションが使えるようになり便利です。Mac メインで活用している人はこのモードに設定しておけば良さそう。
ところが、Mac と Windows 端末の両方で使いたい場合には好みに合わせて設定を変更する必要が出てくるかもしれません。Windows でも Mac 風の IME 有効化/無効化を設定したい私の使い方だと、Mac モードでの常用を諦めることになりました。
私のキーボードの場合、SW1の上げ下げにより Win モードと Mac モードを切り替えることができる。
私のキーボードの場合、SW1の上げ下げにより Win モードと Mac モードを切り替えることができる。

Mac風の IME 有効化/無効化切り替えを Windows でも使いたいなら、Widows モード

Mac で JIS キーボードを使い慣れているユーザーなら、Windows 環境であってもスペースバーの左右のキー(Windws向けのJISキーボードだと「無変換」と「変換」)を使ってIMEの無効/有効を切り替えたいと思うかもしれません。
🤔
Windows で一般的なトグル式の IME 切り替えボタン(半角/全角キー)では、押下時の挙動がその時点での状況に左右されるため、状況を記憶するか、都度確認する必要があります。有効化と無効化にそれぞれ単一のキーが用意されていれば、どんなときも単一の操作で任意のモードに切り替えられて省力的ですね。
幸い、Windows でも主流の IME は、設定で任意のキーに IME の有効化/無効化を割り当てることができます(ATOK と Google日本語入力で確認*)。ただし、HHKB を Mac モードにしたまま Windows 端末に接続していると、スペースバーの左右直近のキー入力は Windows 側で認識されません。Windows 側でフル活用するには Win モードにしておく必要があるようです。Mac での特有のハードウェア操作キーは諦めるか、腰を据えて Mac だけ使うときには DIP キーを操作する…ということにしました。 *Microsoft IME も Windows 10 May 2020 Update から対応したらしい
 

Windows モードの HHKB を Mac 側でキーマップ変更して使えばOK!

Mac 用のリマッパーツール Karabiner-Elements をインストールして、次のようにリマップする。
  • PCキーボードの無変換キー → 英数キー
  • PCキーボードの変換キー → かなキー

他に試したことメモ

調べるとドライバの変更やレジストリの書き換えなど色々でてくるのですが、現時点ではそこまで深入りしないことにしました。端末ごとにそのような深い部分を弄るのも面倒ですし、当面は HHKB の Windows モードを基本に指を慣らしていくことにします。